慢性腎不全で障害厚生年金2級が決定した受給例 | 川西市50代男性

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慢性腎不全で障害厚生年金2級 50代男性のケース

会社の健康診断で糖尿+と診断されるも多忙で受診せず。その後腎不全となり人工透析を導入。

15年前に会社の健康診断で尿糖+との指摘されたが、仕事が多忙であったことから受診せず。

喉が渇き1リットルの水を一気に飲むことがあり受診したが、それ以上の自覚症状もなく、転勤が多かったため受診と中断を繰り返した。

その後倦怠感も出てきたが、仕事が多忙であったため受診できなかった。

徐々に倦怠感が激しくなってきたが、リストラにあい経済的に窮して受診することができなかった。

ある日呼吸が苦しくなり、血を吐いて救急搬送されると糖尿病性の肺化膿症との診断を受けた。

入院後、インスリン注射による治療を継続していたが、今度は腎不全との診断を受け、人工透析を導入した。

この男性のケースのポイント

  1. 初診は約15年前の健康診断である。
  2. 糖尿+と診断された健康診断の記録を紛失している。
  3. 受診と中断を繰り返しており、受診歴が曖昧であった。

初診日が判断できる資料がなかったため、
医療機関をひとつずつ探し受診状況等証明書を作成

初診日となる健康診断の結果表を保管していなかったため、まず、受診歴について丁寧に掘り起こし、医療機関にも確認をして受診歴を整理していった。

そして、受診状況等証明書が作成できる医療機関をひとつひとつ探していき、受診状況等証明書を作成いただいた。

最後に掘り起こした受診歴を元に、透析に至る経緯がわかる病歴就労状況等申立書を作成した。

総括

障害厚生年金2級の認定を得ることができた。

障害厚生年金を受給するには、初診日の特定が必要ですが、その根拠となる健康診断の結果が保管していませんでした。

「初診日」ってなに?
障害年金をもらうための3つの条件

こうなると、それ以降に受診した病院で初診日を特定してもらう必要があります。

ご自身で障害年金を申請するには、リスクがあります。

なぜなら、審査を受ける機会は3回ありますが、1度目で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%だからです。

より確実に認定を得るために、社労士に申請を任せることをご検討ください。

私は、依頼者様のつらさ、しんどさをお聞きし、的確に状況を把握し、「障害年金をもらえる書類を準備する」ことを常に意識しています。

現在、年間100人以上の障害年金受給の実績がありますが、決して流れ作業のような対応はしません。

じっくりと、しっかりとお話を伺うことが受給するためには必ず必要なことだからです。

日々の受給申請活動をブログとして記録しておりますので、ご参考にしてください。

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