〇本回答は2022年3月現在のものです。
〇障害年金申請後、審査中に悪化したとのことですが、
悪化後の状態で審査を受けるためには現在審査中の年金請求を取り下げて、
現在の状態に基づいて診断書を医師に作成していただき、
申請をやり直すことになります。
〇また、結果が出てから1年待って額改定請求をすることもできます。
どちらも可能ですが、少しでも早く上位等級での認定を受けたい場合は、
一度請求を取り下げて、再度申請をやり直すといいでしょう。
〇統合失調症の認定基準を以下に記載いたしますので、参考にしていただき、
申請時に想定していた等級よりも現在の状態から想定される等級が上位等級なら、
取り下げも一案であると思います。
統合失調症の認定基準
- 1級…高度の残遺状態又は高度の病状があるため高度の人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験が著明なため、常時の援助が必要なもの
- 2級…残遺状態又は病状があるため人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるため、日常生活が著しい制限を受けるもの
- 3級…残遺状態又は病状があり、人格変化の程度は著しくないが、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があり、労働が制限を受けるもの
障害年金の申請について
ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。
このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。
私、松野 道夫が障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。
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審査を受ける機会は、1回の申請につき不服申立て(審査請求、再審査請求)を含めて3回です。
しかし、最初の審査で認められない場合、2度目以降の不服申立てで決定が覆るのは、たった15%足らずとなっています。
より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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