最近、うつ病が悪化した。障害年金は受給できるか。
松野 道夫が答えるQ&A
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45才の会社員の時に上司からの罵倒が連日続き、うつ病になった。
退職後、症状が回復したため、3〜4年ほど軽い仕事についていた。ところが、50才の時、うつ病が悪化し、ついこの前まで2ヶ月ほど入院した。
最近、主治医から障害年金のことを聞き、自分の場合も障害年金がもらえるか。
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〇本回答は2020年3月時点のものです。
〇ご質問内容から、
障害の状態が悪化したことで、事後重症請求が可能となります。
〇ご質問内容から、初診日の時点では厚生年金に加入されており、保険料納付要件を満たしていることが拝察されるため、障害厚生年金の請求が可能となります。
現時点の診断書のみを取得することができれば、事後重症請求となります。
事後重症とは
傷病により障害の状態にあるものが、障害認定日において障害等級に該当する程度の障害の状態に該当しなかった場合でも、その後、状態が悪化し、障害等級に該当する障害の状態となった場合、65歳に達する日の前日までに裁定請求をすることができます。
これを事後重症請求といいます。
〇現在の障害の程度が3級以上に該当すると判断された場合、障害厚生年金が支給されます。
障害認定日とは
障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、
- 初診日から起算して1年6月を経過した日
- 傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)のいずれか早い日となります。
〇うつ病の認定基準は、以下の通りです。
うつ病の認定基準
- 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
- 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
- 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの
障害年金の申請について
ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。
このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。
私、松野 道夫が障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。
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審査を受ける機会は、1回の申請につき不服申立て(審査請求、再審査請求)を含めて3回です。
しかし、最初の審査で認められない場合、2度目以降の不服申立てで決定が覆るのは、たった15%足らずとなっています。
より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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