国民年金保険料免除中の場合、障害年金の審査が厳しくなることがありますか?

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国民年金保険料免除中の場合、障害年金の審査が厳しくなることがありますか?

阿部 久美が答えるQ&A

阿部 久美

現在国民年金保険料免除を受けています。

障害年金の請求をするのですが、免除を受けていることで審査が厳しくなることがありますか?

本回答は2020年10月時点のものです。

 

国民年金保険料の免除を受けていることで、普通に支払っている人に比べて審査が厳しくなることはないのかというご質問です。
 

結論から申し上げると不利になることはありません。

 

障害年金には保険料納付要件があり、

保険料納付要件を満たしていなければそもそも申請することができません。

保険料納付要件

原則として、初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までに被保険者期間の3分の2以上が保険料納付済み期間または保険料免除期間で満たされていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

ご質問者様は現在免除申し出をしているとのことですが、

免除は未納期間とはならず、保険料納付要件を満たすことができます。

納付であるか免除であるか、それとも未納であるかは、

保険料納付要件を満たすことができるかどうかについては、非常に重要ですが、

保険料納付要件を満たしていると確認された後の障害状態の審査においては問題にされません。

そのため、免除であることが障害年金の審査において不利になることはありません。

ご安心ください。

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

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