母の視力が徐々に落ちてき、加齢黄斑変性と診断。障害年金はもらえますか?

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母の視力が徐々に落ちてき、加齢黄斑変性と診断。障害年金はもらえますか?

阿部 久美が答えるQ&A

阿部 久美

私の母は60歳になりますが3年ほど前から徐々に視力が低下し始め、2年前に眼科にかかったところ萎縮型加齢黄斑変性と診断されました。

視野には問題はないのですが、両眼の視力が低下しています。

ゆっくりと網膜が障害されていくので効果的な治療はないとのことです。

母は障害年金をもらえますか?

本回答は2020年11月現在のものです。

 

加齢黄斑変性のため視力障害の認定基準に当てはまる程度であれば、障害年金が受給できる可能性が考えられます。

 

視力障害の認定基準

  • 1級…両眼の視力の和が0.04以下のもの
  • 2級…両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
  • 3級…両眼の視力が0.1以下に減じたもの、または、障害手当金の程度であり症状固定していないもの
  • 障害手当金…両眼の視力が0.6以下に減じたもの、または、一眼の視力が0.1以下に減じたもの

※屈折異常のあるものについては、矯正視力により認定する。

※両眼の視力とは、それぞれの視力を別々に測定した数値であり、両眼の視力の和とは、それぞれの測定値を合算したものをいう。

上記基準を参考に、障害年金を請求しましょう。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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