高知県知的障害者厚生相談所を訪問
阿部 久美のブログ

今日は、高知県の知的障害者厚生相談所を訪問してきました。この施設は「知的発達に障害がある満18歳以上の方々の福祉と、それに関する援護についての相談に応じ、専門的な立場から助言、相談及び指導を行うと共に、療育手帳の発行に関する判定等を行なう」組織です。
先日、高知市にお住いの24歳の男性のお父様から相談をいただきました。この男性は、中学生の時に療育手帳(B2)を取得されています。今は、パートで清掃の仕事に就いておられますが、生活をしていけるような収入ではないため、将来を心配したお父様が障害年金の請求を思い立たれご相談いただいたのです。
このような知的障害の場合には、継続的な通院や服薬を必要としないため、精神科系のかかりつけ医をお持ちでないケースも多く見られます。今回も全くその通りでした。しかし障害年金の申請の際には医師による精神の障害用診断書が必須です。
お父様にお聞きしたところ、療育手帳の申請や更新は知的障害者厚生相談所に本人が行き、そこでの面接をもとに交付、更新されているので、医師には全く心当たりがないとのことでした。私も、高知市内の精神科系の医師については全く不案内ですので、やむなく標記相談所に相談に行ったのです。
療育手帳のご担当の方とお会いして事情をお話ししたところ、県内の精神科の先生方を紹介した県作成のホームページを障害してくださいました。そしてかかりつけではなくても、事情を話せば障害年金申請のための診断書を作成して下さる医師がいるので直接問い合わせてみるようにとのことでした。
診断書の内容が申請に当たっての最大のポイントになりますので、お父様とも相談しながら慎重に選び、診断書作成をお願いしたいと考えています。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時