徳島市在住、重症筋無力症の女性からのご相談
阿部 久美のブログ

今日は、徳島市在住の女性からご相談を頂戴しました。
この女性は、約4年前、物販で対人接触の多いお仕事をしていた時に、眼の不調に見舞われました。
左目が痙攣したり夕方になると瞼が下がってくるという症状です。眼科に行ったところ眼瞼痙攣との診断をくだされ、何回がボトックス注射という治療も行われましたが、改善はありませんでした。
仕事柄、外見を気にせざるを得ないことがストレスにもなるため転職、眼科に通院し治療を続けていましたが約1年前から、夕方になるとぐったりと疲れる、物が飲み込みにくい、しゃべりづらい、腕を上げていられずシャンプーやドライヤーがつらいといった症状が出現。
総合病院を受診したところ重症筋無力症(MG)と診断されたそうです。
現在の職場は、トップや周りの方々の理解と協力があるため、今のところ何とか勤務を続けられていますが、何時まで働けるかはわからず、将来の経済的不安が大きくなった来たので障害年金の請求を決意されたそうです。
このブログで以前にも書きました通り、実は私もMGの患者でありこの女性のご苦労は他人ごとではありません。
MGは厚生労働省の指定難病11であり、難病の障害年金認定については認定基準・要領で「第18節その他の疾病による障害2認定要領(5)いわゆる難病については、その発生の時期が不定、不詳であり、かつ、発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、その認定に当たっては、客観的所見に基づいた日常生活能力の程度を十分考慮して総合的に認定する。」とされています。
しかしながら基本的に認定基準・要領は体の部位や機能ごとに設定されているため、様々な不都合が発生しているがその一つ一つを見ると基準・要領に該当しないという難病は認定されにくいのが実情です。
症状や日常生活上の制限を事細かにかかりつけ医にお伝えし、それらを反映した診断書を作成いただき、支給認定が得られるよう精一杯サポートいたします。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
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