徳島市在住、胸部大動脈瘤で人工血管が2本入っている方からのお問い合わせ。
阿部 久美のブログ

投稿日
今日は徳島市にお住まいで、胸部大動脈瘤により人工血管が2本入っている方からお問い合わせを頂きました。
ご相談者様は3年前に胸部大動脈瘤により、人工血管の手術を受けられたとのことですが、溜は3つもあり、人工血管は2本挿入されたそうです。
「人工血管だと障害厚生年金3級が受給できると思うのですが、2本入っていることで2級が受給できないでしょうか。」というお問い合わせです。
胸部大動脈瘤により、人工血管を挿入し、かつ、一般状態が一定のものに該当するものは3級と認定されます。複数の人工血管を挿入している場合であっても、原則3級相当とされます。
大動脈疾患の障害年金
次のいずれかを満たすものは、原則として3級と認定されます。
- 胸部大動脈解離(Stanford分類A型・B型)や胸部大動脈瘤により、人工血管を挿入し、かつ、歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの、または軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
- 胸部大動脈解離や胸部大動脈瘤(胸腹部大動脈瘤も含む)に、難治性の高血圧を合併したもの
なお、大動脈疾患に関連した合併症(周辺臓器への圧迫症状など)の程度や手術の後遺症によっては、さらに上位等級に認定される場合があります。
ご質問内容からは詳細がわかりかねますが、合併症がある場合や手術の後遺症が重篤な場合は、2級に認定される可能性も考えられます、とお話ししました。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時