徳島市在住、老齢年金繰り上げ受給後人工血管挿入された男性からのご相談
阿部 久美のブログ

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今日は徳島市にお住まいで、老齢年金を繰り上げ受給開始後大動脈解離で人工血管挿入された男性からご相談をいただきました。
この男性は8年前、会社の健康診断で心臓の数値に異常が見つかり、すぐに入院までして検査をしましたが、当時は病気は発見できなかったそうです。
しばらくは何の症状もなかったとのことですが、3年前に突然胸や背中の激痛があり、専門医受診したところ大動脈解離と診断され、直ぐに手術をして人工血管を挿入されたそうです。
8年前はお勤めをされており、厚生年金加入中でしたが、3年前は退職後の61歳で、その時は老齢年金を繰上げて受給しておられました。
「私は人工血管で障害年金をもらうことはできるでしょうか?」というご質問です。
8年前は検査のみで異常は発見されなかったとのことですので、初診日は8年前ではなく3年前と考えられるため、人工血管で障害年金をもらうことは難しいでしょう。
その時点で、すでに老齢年金を繰上げて受給していたとのことですので、障害年金の申請そのものができません。
障害年金は原則として、65歳の誕生日の2日前までに申請しなければなりません。
老齢年金を繰上げて請求すると、65歳に達したとみなされるため、障害年金の申請ができなくなります。
残念ながら障害年金を受給することはできません、とお話ししました。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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