広汎性発達障害、軽度知的障害の女性の障害基礎年金請求を提出
阿部 久美のブログ

今日は、朝一番に年金事務所に行き、私がサポートさせてただいている女性の障害基礎年金の請求を提出してきました。
この女性は3歳の時に、通っていた保育所の保育士さんの指摘で児童相談所、総合病院を受診し自閉症、知的障害との診断を受けられました。
支援学級、支援学校を卒業後は障害者雇用制度を利用して、正社員として働いておられます。20歳到達を前にして、お父様からご相談を受けました。精神科系のかかりつけ医をお持ちではありませんでしたので、障害年金の制度に理解の深い病院をご紹介し、診査にも同行の上診断書作成をお願いしました。
出来上がった診断書を拝見すると、日常生活能力の判定平均は3.42、程度は4で精神の障害認定ガイドラインの目安に照らし合わせると2級に該当します。
一番の懸念点は、正規雇用され厚生年金に加入して働いておられるという点がどう評価されるかです。お勤めの会社は、その分野では世界的に名の知られた上場企業です。と同時に、障害者雇用にも大変力を入れていることが地域社会や行政にも知られており、大変手厚い支援の制度が完備されています。
その状況を医師にも細かく伝え「担当業務は単純反復作業であり、指導者・ジョブコーチの常時見守りと指導の下で行われている。同僚とのコミュニケーションは殆ど無く、困ったり疲れたりした時は、指導員やジョブコーチに相談でき、適宜休憩できる体制がとられている」むねを就労状況欄に記入いただきました。
2級認定に向けて精一杯サポートいたします。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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