多発性硬化症の男性からのご相談
阿部 久美のブログ

今日は沖縄県沖縄市在住の男性からご相談をいただきました。
この男性は今から約15年前、お勤めをしていた時期に左目の視力が急に落ちるという症状が出現、眼科で診察、治療を受けその時は回復しました。その数か月後、今度は左足の膝から下の感覚がなくなり、力が入らなくなり自転車を降りるときに、しきりに転ぶようになりました。又、下半身の感覚が鈍くなり、排尿の感覚もわからなくなったため総合病院を受診。検査の結果、多発性硬化症(MS)と診断されました。
MSは厚生労働省による指定難病13です。しばらくはそれまでの職場で働き続けながら、通院加療していましたが症状が重くなると、ステロイドの大量投与が必要となり、入院を余儀なくされることもありました。
そのため、やがて今まで勤めていた会社を退職、以降は体調を見ながらパートの仕事をしておられます。
発病より15年が経過しましたが、根治療法のない難病ゆえに回復ははかばかしくなく、将来の経済的不安も大きくなってきた為、この程障害年金の請求を思い立たれご相談いただきました。
一番最初にかかられた病院のカルテはすでに廃棄されていましたが、そこから紹介されて行った二つ目の病院にカルテはあり、最初の病院からの紹介状も残されていました。これによって初診日の証明ができ、納付要件も問題ありませんでした。
初診日から1年か月後の障害認定日頃は二つ目の病院に通いながら、何度か入院もされていたそうです。
早速認定日現症と今現在の診断書の作成を依頼したいと思います。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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