障害基礎年金と老齢厚生年金、両方もらえる?
阿部 久美のブログ
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昨日お話しした、小脳出血による半身不随で障害基礎年金2級が決定した方は、現在62歳ですが60歳から老齢厚生年金の特別給付をもらっていました。ご自身が厚生年金に加入されていた期間は3年弱ですので年金額も 年3万円程度と少額です。
年金制度ではお一人の方が老齢と障害の二つの年金を受け取ることはできずどちらか有利な方(一般的には金額の多い方)を選択することになります。この方の場合は明らかに障害基礎年金2級(約78万円)の方が高額ですのでこちらを選択することになります。
昨日もお話しした通り、認定日での請求が認められましたから、第1回の支払いの時には認定日の属する月の 翌月以降の年金が併せて支払われますが、ここで注意が必要です。
というのは、上記の障害年金額から、同じ期間にすでに受け取った老齢厚生年金の合計額が差し引かれて支払われるからです。一括して受け取れる障害年金の金額は減りますが、その代わりそれまで受け取った老齢年金を 返金するという手間はありません。
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