精神保健福祉士(PSW)の皆様の研修会
阿部 久美のブログ

昨日は徳島県の精神保健福祉士(PSW)の皆様25名の集まりに参加させて頂き、障害年金の制度について約90分ほどお話しさせて頂きました。
精神保健福祉士とは精神保健福祉士法で位置づけられた、精神障害者に対する相談援助などの社会福祉業務に携わる国家資格者で精神科の病院などに勤務されています。
昨日お話をした徳島県は、平成24年1年間に精神障害による障害基礎年金の申請が90件あり、その全てが支給決定されたという県で、不支給率0%でした。(0%は他に岩手県、秋田県、宮崎県)
一方同じ年に兵庫県では99件の申請のうち55件が不支給となりました。あまりの格差に、厚生労働省も検討を始め平成29年4月からは全ての都道府県の障害基礎年金の審査を東京に設置した障害年金センターで一括して行うことになりました。
これから年金を請求するという新規裁定のみならず既に受給中の方の更新の裁定も全てセンターで行われます。
上記の兵庫県は特別ですが全国平均でも不支給率は12%でした。0%であった徳島県のこれからの申請はどうなるのでしょうか?また徳島県内ですでに年金を受給されている方の更新はどうなるのでしょうか?
昨日参加された皆様にお聞きした事前アンケートによるとほとんどの皆様が障害年金についての相談を受けたり請求をお手伝いされた経験をお持ちであったこともあり、大変真剣にお聞きいただきました。
これからも今回のような機会を捉えて、関係する多くの皆様に障害年金についての正確な情報をお伝えし、本来受給すべき人が一人でも多く受給され、受給され続けるべき人の年金が支給停止されることの無いように努めていきたいと意を新たにしました。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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