日本年金機構(旧社会保険庁)の闇
阿部 久美のブログ

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今朝の新聞によると、勤務先の年金事務所から個人情報が記載された20人分の書類を盗んだとして、元日本年金機構職員と旧社会保険庁の職員が逮捕されたそうです。
新聞記事からの抜粋「捜査2課によると、二人は少なくとも数年前から約400人分の個人情報を外部に持ち出していたとみられ、同課は裏付けや動機の解明を進めている。逮捕容疑は共謀の上、2014年10月〜16年2月、K容疑者が当時勤務していた淀川年金事務所で貸与されたパソコンで検索し、生年月日、住所、基礎年金番号等の情報を印刷してM容疑者に手渡していたという」
M容疑者は旧社会保険庁の職員でK容疑者は当時の部下だったそうです。社会保険庁が廃止されたのは2009年12月ですから、二人が上司部下の関係だったのは7年以上前のことです。それからずっとこのようなことを依頼できるような関係が続いていた訳です。
何がこの二人を結びつけていたのでしょうか?盗まれた特定の方の年金記号番号等はどう使われていたのでしょうか?
私が以前勤務していた民間の保険会社では、顧客情報を記載したペーパーの管理は厳密で、外部持ち出しはとりわけ厳しいチェックがかかっていました。
不祥事で廃止された社会保険庁が生まれ変わったとされる日本年金機構で昨年2月までこのようなことが行われていたとは「闇」の深さをつくづくと感じさせます。
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