増え続ける発達障害とその背景
阿部 久美のブログ

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発達障害と診断される子ども達が増え続けているそうです。
8歳未満で広汎性スペクトラム障害(ASD)と診断された子どもは2004年には5/1万人 0.5%でしたが2016年には1/68人 1.5%と12年間に3倍に増加しています。
また、注意欠陥多動性障害(ADSD)診断児は2011年では2003年調査に比べ43%増加しています。
その背景の一つとして考えられるのは低出生体重児の増加だそうです。低出生体重児とは2500グラム以下で出生した新生児を指します。
調査によって低出生体重児とADSD発生率は相関があることが明らかにされているそうです。
そして日本はOECD諸国中、例外的に出生児体重が低下しているそうです。
新生児平均体重:1975年 3200グラム、2004年 3030グラム、2017年 3005グラム
低出生体重児:1980年 4.6% 、 2004年 8.0%
先日の新聞に「赤ちゃん誕生 日本が最も安全 死亡率で最低」という記事が載っていました。新生児死亡率(生後28日未満で死亡した乳児の割合)を各国と比較したところ(2017年時点で推計)日本は千人当たり0.9人で世界一低かったということです。
赤ちゃんが無事に誕生し成長していくことは素晴らしいことですが、その一方で低出生体重児が増え発達障害の子どもが増えていくことは由々しき問題です。
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