中等度以上のうつ病患者への頭部磁気療法に保険適用開始(6月〜)

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中等度以上のうつ病患者への頭部磁気療法に保険適用開始(6月〜)

阿部 久美のブログ

現在日本には約100万人のうつ病の患者さんがおられます。その中には薬による治療では効果が十分に表れない中等度以上の方もおられ、その方々への新しい治療として、磁気を生成する装置を頭部に当て、特定の脳神経を活性化する治療法に、6月から公的医療保険が適用されるようになったという記事が載っていました。

公的医療保険が適用されたのは反復経頭蓋磁気刺激(ΓTMS)療法。頭部に当てた装置内のコイルに電流を流して時期を発生させ、頭皮から深さ約2?下にコイルと並行した渦電流を発生させ脳を刺激するそうです。
1秒間に10回の刺激を4秒与えた後に26秒間休み、又刺激する。これを繰り返し、1回の治療で約40分間,3000回刺激するそうです。

東京都内に住む男性は、15回目くらいから頭の靄が晴れていくような感じで改善されたそうです。

この治療法で刺激するのは認知機能をつかさどる脳の「前頭前野」にある神経であり、健康な人はこの部位と感情をつかさどる「辺縁系」の活動のバランスが取れているが、うつ病になると辺縁系が過剰に活動してバランスが崩れるのだそうです。公的医療保険の適用対象は、18歳以上の中等度以上のうつ病の患者で、1種類以上の抗鬱剤が効かない、もしくは副作用が酷くて続けられない人に限られ、ペースメーカーなどが入っている人は受けられないそうです。

どこででも受けられるわけではなく厚生労働省が昨年6月に定めた公的医療保険が使える施設条件を満たしている病院に限られます。

障害年金を受給されておられる方の中にも、長年にわたり薬物療法や精神療法をつづけてきても効果がないという方もおられます。治療の選択肢が増えたということは大きな光明だと思います。

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