ネクストリボンをご存知ですか?
阿部 久美のブログ

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ネクストリボンとはがんと共に生きる社会づくりを目指すためのシンボルマークです。
今、年間約101万人が新たにがんと診断されますがその3分の1が働く世代だそうです。がんの5年生存率は65%で3人に2人は治ります。早期がんなら9割くらいが治るそうです。一方がんと診断されて1年以内の自殺率が24倍まで上がるというデータもあるそうです。がんは「不治の病」という認識が今なおあるからでしょうか?
そしてがんと診断されると、3人に1人が離職します。退職時期は告知直後か治療前が4割だそうです。治療を受けて「両立できない」と思って辞めるのではなく、思い込みで辞めてしまっているという事のようです。
がんと治療との両立を可能とするために重要なのは時短勤務の活用です。時間単位の時短制度が機能すれば中小企業でもかなり両立が可能になるのではと言われています。
時短勤務の活用とともに大切なのは障害年金制度の活用だと思います。がんも勿論障害年金の認定対象です。
がんそのものによって生じる局所の障害や全身の衰弱、機能障害はもとより治療の効果として生じる全身の衰弱や機能障害も認定対象です。
時短になれば当然収入はダウンします。その一部を厚生年金障害給付でカヴァーし、以前のように元気で働けるようになればフルタイムに復帰し厚生年金障害給付は支給停止になる、こういった障害給付の使い方も共生社会を実現するための重要な知恵だと思います。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
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