がん転移後の生活と障害年金
阿部 久美のブログ

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先日の新聞に、がんが転移した後も長く生きられる時代が来るという記事が載っていました。今まではがんが転移すると完治する確率が殆どなくなるため、がんの患者さんは診断を受けた時以上にショックを受けたと言います。
しかし最近の分子生物学の進歩によって発がんの原因となる遺伝子変異が次々と発見されており転移しても長く生きることができるようになってきたそうです。遺伝子変異によってがん細胞増殖のカギとなる物質のスイッチが常にオンになってしまい発がんの原因となっていたそうですが、このスイッチをオフにする治療薬が複数開発されているそうです。
第1号がイレッサで、その後タルセバ、ジオトリフ、タグリッソの4種類が保険で使え、その次世代も視野に入っているとのことです。こうした薬を順に使っていくことで、全身に転移があっても5年以上生存する患者さんが増えているそうです。
勿論、がんも障害年金の認定対象です。認定基準第16節悪性新生物による障害により認定されます。原発巣だけではなく転移巣による局所の障害や全身の衰弱又は機能の障害、更には治療の効果として起こる全身衰弱又は機能の障害も認定の対象となります。
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