がん痛み緩和、薬だけでなく放射線や神経ブロックで除痛
阿部 久美のブログ
がんの痛みの緩和には医療用麻薬の使用が最も知られていますが、強い痛みを完全に抑えきるのは難しく、特に強い痛みを伴うことが多いすい臓がんなどではなおさらで、今日では医療麻薬以外にも痛みを和らげる方法が開発・実施されているそうです。
先日の新聞記事に掲載された「がん患者の痛みを緩和する方法」から転載します。
1、神経ブロック (仕組み)薬剤などで一部の神経を麻痺させる
(特徴)すい臓がんなどの強い痛みを抑えやすい
併用する医療用麻薬の量を抑えられる
実施に一定の技術が必要
2、緩和的放射線療法 (仕組み)放射線を患部に当てる
(特徴)骨転移の痛みを抑えやすい
患部からの出血にも有効
3、医療用麻薬 (仕組み)モルヒネなどを投与して神経の活動を抑える
(特徴)手術が不要
眠気等の副作用
強い痛みは十分に取れないことも
中でも2、緩和的放射線療法のメリットについて東京大学の中川恵一特任教授は「骨転移の痛みの他、腫瘍からの出血や脳への転移なども対象になり、放射線の照射時間は数分で済み、入院の必要がないのが大きい」と話しておられます。
障害年金との関係について一言。疼痛(痛み)は、原則として認定の対象とならないとされていますが、悪性新生物(がん)に随伴する疼痛の場合は、疼痛発作の頻度、強さ、持続時間、疼痛の原因となる他覚的所見などにより3級若しくは障害手当金に該当するものと認定するとされています。
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