うつ発病後の職場復帰支援に厚生年金障害給付3級の活用を
阿部 久美のブログ

厚生労働省によると2017年にうつなどの気分障害と診断された人は127万6千人であり、
15年前の1,8倍に増えたそうです。
労働政策研究・研修集機構が企業を対象に実施した調査では、精神疾患を理由に休職していた職員が
復職後に再発した割合は23%と、身体疾患の再発(20.6%)を上回り、休職者の退職率も42.3%とがんとほぼ並ぶ水準ということです。
専門医は「完治するまでに5〜6年はかかる。復職はスタートにすぎず、その後のフォローアップが重要だ。」と言います。
復職すると「今まで周りに迷惑をかけてしまった」「遅れた分を取り戻さないと」「支えてくれた家族の
為にも、ここで頑張らねば」等と思われる方が多いように思います。
ところが、逆にっそれがあだになり、また病状を深刻なものにしてしまう。
厚生年金の障害給付3級は、働きながらでも受給できる年金です。というよりも、上記のように、
うつ病等で働く力が半分ほどに落ちてしまい、時間制限や職務変更で報酬の下がった場合に、
その一部を下支えするための制度と言っても過言ではありません。
収入は減っても、気遣いの必要が少なくプレッシャーのない職場で、再出発を図り、厚生年金障害給付で
収入を一部補填する、こんな形でもっと積極的に厚生年金障害給付が使われるように、
アピールしたいと思います。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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