阿南市在住女性の障害基礎年金2級が決定

今日は朝一番に年金事務所に行き、私がサポートさせていただき、10月初に障害基礎年金の請求を提出した案件の審査進捗状況を確認してきました。

12月6日付で2級の障害基礎年金が裁定されていました。通常ですとほぼ同時に、支払いの予定が立てられるのですが今回それは未定でした。というのはこの女性は61歳ですが、この年代の女性は60歳から特別支給の老齢厚生年金が支給されます。この女性も、期間は短いのですが厚生年金加入期間がありその期間に対応した、特別支給の老齢厚生年金を既に受給しておられるのです。

特別支給の老齢厚生年金と障害基礎年金を同時に受給することはできず、どちらかを選択していただくことになります。今回は明らかに障害年金の方が高額でありそちらを選択するのですが、その処理に時間を要しているため、まだ支払予定が立っていないのです。

この女性はうつ病を発症されて15年になります。その間、何度かの入院も経験しておられ、長い闘病生活を続けてこられました。この間も頑張って国民年金保険料を納めてこられたのですが、それらの納付を反映した老齢基礎年金の受給開始は65歳であり4年も先です。それまでは上記の特別支給の老齢厚生年金だけでしのがざるを得ないところでしたから、障害基礎年金の受給が決まり私もホッとしました。