阿南市在住、うつ病の男性の障害厚生年金2級が決定
阿部 久美のブログ

今日は、現在私が請求をサポートさせていただいている男性から連絡があり、障害厚生年金2級の年金証書が送られてきたことをお知らせいただきました。
この男性は7年ほど前、お勤めだった時に不眠、死にたいという思い、動悸、眩暈、気分の激しい落ち込み、偏頭痛、食欲不振による体重の激減といった症状が発生しました。きっかけは職場の人間関係の悩みであったとのことです。
内科のかかりつけ医を受診し薬物療法を開始されました。
勤め先を退職し、服薬を続けながら専門学校に通い始まましたが、1年後にうつの症状が悪化し、行けなくなりました。
専門学校を退職後、いくつかの事業所で働きましたがどこも長続きせず、また、服薬も自己判断で止めてしまいました。
その後、生活の為に働き始めましたが、勤め始めて間もなくうつの症状が再燃、休んで自宅にいても回復しない状態が続いたため、障害年金の請求も視野に入れて、私にご相談いただきました。
それまで断続的に通っておられた病院は内科であったため、私の存じ上げている、障害年金制度に理解の深い精神科医に相談の上、その病院をご紹介し、通院を始めていただきました。
数回通院していただいた段階で、配偶者の方とご本人から日常生活や社会生活上の制限を細かくお聞かせいただき、それを配偶者の方のお名前の書面にして、その書面と共に診断書の作成をお願いしていただきました。
出来上がってきた診断書を拝見すると、精神障害等級認定ガイドラインの目安の基準となる日常生活能力の判定平均と程度は3−4でありガイドラインの目安に照らし合わせると2級そのものでした。
「日常生活は多くの場面で家族の援助を必要としており、単身独居は考えられません。」という記載もいただきました。
請求段階では、勤務先の人手不足から退職を認めてもらえず、不規則な出社を止む無くされていましたが9月末には退職となり、その退職証明書を年金機構に追送しました。
その結果、申請から2か月余で、厚生年金障害給付並びに障害基礎年金2級が認定され、私もホッと致しました。
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