軽度知的障害の女性に20歳で障害基礎年金が決定
阿部 久美のブログ

今日は朝一番に年金事務所に行き、私が請求をサポートさせていただいている女性の審査進捗状況を確認してきました。
12月5日付で障害基礎年金2級が決定していました。初回の支払予定は1月15日で、この日に20歳のお誕生日の属する月の翌月分からが支払われます。ひと月も無駄にすることなく受給開始できるわけです。
更新は令和4年のお誕生月です。
請求提出から2か月少しでの決定で私もホッといたしました。
この女性は中学生の時、療育手帳を取得されました。小、中学校は支援学級、高校は特別支援学校を卒業され、今は障害者雇用制度を利用して就労支援施設で週5日働き10万円程度の収入を得ています。
お住いはご家族とご一緒です。
格別医療が必要なわけではないので、かかりつけの精神科系の病(医)院はお持ちになりませんでした。
それまでに受けた検査の結果をお持ちでしたので、それをお借りし、障害年金制度に理解の深い精神科・心療内科の医師と相談し、その医院で、私も同行し診断を受けていただきました。
そして作成していただいた診断書を確認しますと日常生活能力の判定平均と程度は3.14-4であり精神の障害等級判定ガイドラインに照らし合わせると2級に該当していました。
就労状況欄には障害者雇用制度を利用した就労支援施設での就労であることや職場での支援の様子、仕事内容や職場でのコミュニケーションについて細かく記載してくださいました。
知的障害の程度が軽度で、しかも就労していたとしても、障害基礎年金を受けることができる事例が一つ増えました。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
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