統合失調症の女性から年金証書が届いたとのご連絡を頂きました。

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統合失調症の女性から年金証書が届いたとのご連絡を頂きました。

阿部 久美のブログ

私が請求をサポートさせて頂き、3月14日に請求一件書類を提出した女性から「今日、年金証書が届いた。」とのご連絡を頂きました。

通常決定まで3カ月程度とされている障害基礎年金の請求ですが、5カ月以上かかりましたが、これには事情があります。

この女性は約18年前、20歳を少し過ぎた頃に幻覚、幻聴と言う症状があったため、近くの精神科病院や心療内科を2件受診されました。

しかし快方に向かわなかったため、初診より2年後に某大学病院の精神科を受診され、そこに3年前まで通っておられました。その後、転院され今現在は別の病院にかかっておられます。

最初の二つの病院には既にカルテが無く、初診日の証明は取れませんでした。3つ目の某大学病院は初診自体は16年前ですが3年前までかかったおられたためカルテは保管されており、ここで初診日の証明(受診状況等証明書)を作成いただき、この病院の初診を初診日として請求を提出しました。

受診状況証明書には「前医からの紹介状あり」とされていましたが紹介状は添付されていませんでした。

暫くして、年金機構より年金事務所を経由して「紹介状の写しを添付せよ」との連絡がありました。

某大学病院にお願いしたところ「他院から発行された書類のコピーを外部に出すことはできない、その内容が必要であれば文書で照会されたい」との返答であり、その内容を年金事務所に伝えました。

その後一向に決定がないため、年金事務所に確認したところ、年金機構より某大学病院宛文書照会が発せられていたとのことでした。

この度の決定を受けて、早速年金事務所にて確認したところ、初診日は請求通り某大学病院の初診日として認定されていました。

18年前の2軒の受診の時点でも、某大学病院の初診の時点でも、いずれも国民年金加入かつ納付要件は満たしていました。にもかかわらず、何故、こんなに慎重に確認をしたのだろうと思って、納付歴を今一度確認しますと納付済み月数は1年少しであり、多くは申請全額免除の期間でした。

このことも初診日を慎重に確認された一因かもしれません。

しかし何よりも大切なことは「年金保険料を納められない時にはきちんと前もって免除申請をしておく」ことであると痛感しました。

 

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