支給停止中の3級厚生年金障害給付が2級で復活
阿部 久美のブログ

今日は朝一番で年金事務所に行き、私がサポートさせていただき10月下旬に支給停止事由消滅届を提出した案件の審査進捗状況を確認してきました。
12月17日付裁定で2級への等級アップの上での支給再開が決定していました。支給再開後第1回目の支払いは1月15日(11月分)の予定です。
請求権者の女性はうつ病で10年以上厚生年金障害給付3級を受給されていました。ところが前回、平成27年2月の更新から支給停止になりました。これは以前からお勤めしていた個人事業所が厚生年金適用事業所になったため、この女性も厚生年金に加入することになったことが要因の一つだと思われます。
ところがその事業所が店を閉めることになり、さらにはご本人の症状も以前より悪化したため、何とかならないかということで相談いただいたのです。
ご本人の日常生活状況を細かくお聞きし、それを文書にしてかかりつけ医にお渡ししていただき診断書を作成いただきました。出来上がった診断書の日常生活能力の判定平均は2.71、程度は4であり精神の障害認定ガイドラインに照らし合わせると2級該当となっていました。
停止前の3級ではなく2級になったことで、ご本人には大変喜んでいただきました。3級の時は最低保証額の年金年額584500円でしたが、2級になると障害基礎年金も支給されますので年額は以前の倍以上になります。
たまたま乳がんも発見され落ち込んでおられたところでしたので、2級での支給再開の決定に大いに元気づけられたと言っていただき、私もホッとしました。
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