ICD装着すれば働いていても3級
阿部 久美のブログ

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今日は長い間不整脈に悩まされ、このほどICDを装着された男性からご相談をいただきました。
ICDは、静脈を通してリード(導線)を心臓内に挿入し、電池などの入った装置本体を鎖骨の下に植えます。リードが不整脈を検知すると、本体から心臓に電気ショックなどを送り、心拍を正常に戻して突然死を防ぐもので、年間5,000台〜6,000台が使われており重症の心臓病患者にとって標準的な治療法です。
ただ10年に一度電池交換のために本体を取り換えなければならず、その時に心臓や血管を傷つけるリスクがあったそうです。
数年前から新しいタイプの皮下植え込み型除細動器(S-ICD)が発売されました。
新型はリードを血管や心臓に入れずに、皮膚のすぐ下に置くだけで心臓の状態を把握できるため、血管や心臓を傷つけるリスクが少ないそうです。
難治性不整脈など、重篤な心臓病の患者の皆様には朗報であり。この男性も「この機器なら大丈夫」と納得して装着されたそうです。
障害年金の認定においては、認定基準・要領でICDを装着したものは3級に認定するとされています。
働けているかどうかや収入の多い少ないに関係なく、診断書面にICDの装着が記載されていれば3級に認定されますので、至急診断書の作成を依頼するようにお勧めしました。
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