鳴門市在住、統合失調症の女性の障害基礎年金の請求を提出。

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鳴門市在住、統合失調症の女性の障害基礎年金の請求を提出。

阿部 久美のブログ

先月31日は、朝一番に年金事務所に行き、現在私がサポートさせていただいている女性の障害基礎年金の請求を提出してきました。

この女性は今から15年位前、誰かが襲ってきて、その人から逃げ回る幻想やどこかから声が聞こえてきてその声に応対するといった幻覚、幻聴が発生し、心療内科を受診。統合失調症との診断を受け薬物療法を開始されました。

その後も定期的にそのクリニックに通い薬物療法を受けておられましたが、一進一退ではかばかしい回復はありませんでした。自己判断で服薬を止め、症状悪化し病院へ救急搬送され入院したこともありました。

最初からかかっていたクリニックは、障害年金についてはもとより、保健福祉手帳のことも、自立支援医療もことも教えてくれなかったそうです。入院中に、それらの制度がることを知り、退院を機に別のクリニックに通い始め、同時に障害年金の請求を思い立たれご相談いただきました。

発病後は20年近く就労はできておらず、自宅でこもりがちの生活を送ってこられ、身の回りのお世話は同居のお母さまがされていました。

早速診断書の作成をお願いし、出来上がった診断書を確認させていただくと日常生活能力の判定平均と程度は3.57-4で精神の障害等級判定ガイドラインの目安に照らし合わせると1級〜2級に該当します。

何とか7月中に提出できましたから、認められば8月から支給が始まります。

それにしても疑問に思うのは20年近く通院された最初のクリニックの対応です。統合失調症という、大変完治のむつかしい傷病で、何度となく改善と悪化を繰り返しておられます。その様子をずっとご覧になってこられたのですから、どこかの段階で手帳の取得や、経済問題に直結する精神障害者自立支援手帳のご案内をされる機会がなかったものかと、不思議に思います。

さらにもう一点。初診日より今年4月までずっとこのクリニックに通っておられたので、障害認定日請求も可能と考え、確認していただいたところ「カルテは10年前の分までしかないから、障害認定日頃の診断書は書けない」とのことだったそうです。

確かに、カルテの法定保管年限は5年と承知しておりますが、ずっとかかっておられる患者さんについてのカルテは初診時以来保管しておられるのが普通ではないかと思います。

疑問に思うことがあったら病院を変えてみることも必要かもしれないと思いました。

 

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