高齢の緑内障の方に朗報、障害年金は貰えなくても「アイステント」で治癒。
阿部 久美のブログ

先日知り合いの方から「75歳の母が緑内障と診断されたけれど障害年金はもらえるだろうか?」という
相談をいただきました。この方の75歳になるお母様は、68歳の時に白内障の手術をしましたが、
今度は緑内障と診断され、完治できないと言われたそうです。
緑内障は、障害年金の支給対象となっていますが、
原則として、障害年金は65歳の誕生日の2日前までに申請しなければなりません。
65歳以降でも申請できる場合は以下に限られます。
65歳以降でも障害年金を申請できる場合
- 初診日が、65歳の2日前までにあり、障害認定日の障害状態が障害等級に該当している場合
- 前発傷病と後発傷病を併せて、65歳前にはじめて2級となった場合
- 65歳以上の初診日において国民年金の任意加入者であった場合
- 65歳以上の初診日において厚生年金加入中であった場合
お母さまの場合、上記のいずれにも該当しないものと拝察いたしますので、
残念ながら、障害年金を申請することはできません。
しかし今日の朝刊に緑内障の方にとっての朗報が載っていました。
視野が狭くなる緑内障の治療で、目への負担の少ない「低侵襲緑内障手術」と呼ばれる手法が広がってきているそうです。
そのうちの一つはアイステントという1ミリほどの微小な管を目の中に埋め込む手術で、白内障の手術と同時にできるそうです。
手術自体は10分程度で終わるものの、一般的には1日程度の入院が必要ですが病院によっては日帰りも可能とのことです。
日本の緑内障患者は500万人以上と推定され失明の最大の原因になっています。
例え失明に至ったとしても、冒頭のご相談のようなケースでは障害年金には結び付きません。
比較的体への負担の軽い手術で緑内障が治せる手法は大きな福音です。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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