知的障害をお持ちの25歳男性の障害基礎年金が決定
阿部 久美のブログ

今日は、現在私が請求をサポートしている男性のお兄様からお電話があり「障害基礎年金」の証書が届いたことをお知らせいただきました。
支払い開始は8月13日予定とのことです。
この男性は小・中・校と普通学校、普通学級で過ごされましたが成績は下位で、友達も少なく、時としていじめを受けていたこともあったそうです。
20歳の時に療育手帳(B2)を取得され、その後、自立生活支援センターで職業訓練を経た後、就労されましたが勤務は1年しか続きませんでした。
その後は、センターの紹介で、ジョブコーチの常駐する農場で、農作業(軽作業)に従事しておられます。
お兄様が将来の経済的不安を心配され、障害年金の請求を思い立ちご相談いただきました。
特段、治療の必要はありませんので行きつけの精神科医の先生はおられませんでしたが、近隣に精神科の医院があったのでそこに診断書をお願いすることにしました。
私から県の障がい者支援センターにお願いして手帳取得時の検査結果や判定状況等を記した書面を開示していただき、その書面も添えて診断書の作成を依頼しました。
出来上がってきた診断書を確認させていただくと、精神の障害等級判定ガイドラインの目安の基準となる日常生活能力の判定平均と程度は3−4でガイドラインの目安に照らすと2級そのものでした。
ご家族とご一緒にお住まいで、お母様はじめ周りの皆さんの支援を受けて生活しておられ、お仕事もジョブコーチの常駐する就労支援継続事業所での軽作業です。
提出から2か月を経ずして、2級の障害基礎年金決定となり、私もホッとしました。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時