発達障害(アスペルガー症候群)男性の障害基礎年金再請求を提出
阿部 久美のブログ

今日は朝一番に年金事務所に行き、私が請求をサポートさせていただいているアスペルガー症候群の男性の障害基礎年金の請求書類を提出してきました。
この男性については、昨年6月に障害基礎年金の請求を提出、8月10日付で不支給の決定となりました。厚生労働大臣に保有個人情報開示請求を行い、障害状態認定調書を開示させて確認したところ、全く納得のいかない理由であったため、10月15日付で審査請求を提出。これに対し社会保険審査官は全く実質的な内容検討をせず、査定者と同じ理由で、12月15日棄却の決定。これに対して12月30日付再審査請求を社会保険審査会に提出し1月8日付で受理されています。
現在は社会保険審査会での審査を待っている状態ですが、結論が出るには6〜8か月かかります。請求人の年金受給権を一日も早く確立すべく、上記の請求とは別に、再度、直近の診察日の状況で診断書を作成頂いただき、再請求を提出しました。
前回の請求でも、診断書裏面の日常生活能力の判定平均と程度は、精神の障害認定ガイドラインの目安の照らし合わせて2級でしたが、社会保険審査官は不支給とする理由を構成するために、診断書面の枝葉末節の表記をつなぎ合わせていましたので、今回の診断書作成に当たっては、かかりつけ医の先生と十分相談し、上げ足を取られかねない表記は全て削除したいただきました。
新しい請求は、先の請求とは現症日(診察日)が全く違う時点ですので、前回請求の審査結果如何とは全く別に、審査決定されます。こちらの決定が日本年金機構がサービススタンダードとして明言している3か月以内に行われれば、先の請求の再審査請求結果を待たずに年金権が確立することになります。
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