発達障害の男性の障害基礎年金2級が決定
阿部 久美のブログ

今日は、朝一番に年金事務所に行き、現在、私がサポートさせていただいて請求を提出している男性の障害基礎年金の審査進捗状況を確認してきました。
1月7日裁定で、障害認定日に遡り、2級の障害基礎年金が認定されていました。
初回の年金支払い日は2月15日で、この日に障害認定日から今年1月までの障害基礎年金が一括して支払われ、以降は偶数月の15日に直近の2か月分づつが支払われます。
この男性は幼少の頃から言語発達の遅れをが見られ児童相談所と相談し、総合病院を受診し自閉症の診断を受けておられました。
精神科を受診しながら大学にまで進学され、親元を離れ寮生活をしておられた時期もありましたが、状態ははかばかしくなく、今は自宅での生活を送っておられます。
通院と薬物療法は初診時以来続けておられましたので、障害認定日(20歳)当時の診断書を作成した貰うことができました。
自宅に帰られて後は、かかりつけの病院が地元になかったので、私が存じ上げている、障害年金制度に理解の深い病院をご紹介し、そこを受診し診断書を作成していただきました。
精神の障害等級判定ガイドラインの目安となる日常生活能力の判定平均と程度は、障害認定日当時の診断書が3-4、現在時点の診断書が3.14-4であり共に2級そのものでした。
この男性のお母様が、出生時以来の記録を詳細に綴っておられ、それに基づいて、障害認定日当時と現在の医師宛に日常生活上の困難を記した詳細な書面を作成でき、その内容を診断書に反映いただけたことが、2級認定を得ることができた大きな要因だと思います。
請求から2か月で、障害認定日に遡って2級の決定を得ることができ、私もホッと致しました。
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