発達障害の男性の診査に同行
阿部 久美のブログ

先日の土曜日は、現在私が請求をサポートさせていただいている男性の診査に同行してきました。
この男性とは、私が毎週年金相談員としてご相談を担当しているハローワークで出会いました。お仕事を探しに来られた折に、看板を目にされ相談に及ばれたのです。
現在38歳になられますが、これまでさまざまなお仕事を経験されるもいずれも長続きせず、何か自分には障害があるのではと考え、徳島県立障がい者相談支援センターで検査した結果、軽度の知的障害をお持ちであることが判明しました。
学校は小、中、高共に一般校の普通学級で過ごされました。成績は悪かったとのことですが、進学され就職もされとました。ところがなかなかうまくいかず、最近では新しい職場で仕事を覚えることにも困難が伴うようになり、また、日常生活でも様々な不都合が出てきた矢先に、年金相談室という看板が目に入ったためご相談に見えたそうです。
細かくお話をお聞きすると、日常生活にはかなり制限が多く、障害基礎年金2級に認定される可能性があると思い請求をお勧めしました。今まで、特段治療を受けたことがなく精神科系の行きつけの病院もないとのことでしたので、障害年金に理解の深い精神科医に相談し、その病院を紹介させていただくことにしました。
事前に検査結果と日常生活状況をまとめた資料を送っておいた上で、先日、ご一緒に診査に伺いました。
診察の上診断書の作成を依頼し、現在出来上がるのを待っている状態です。
障害年金は請求を行わない限り支給されることはありません。請求が遅れれば遅れるほど、年金受給開始も遅れ受給できる総額が減っていくことになります。
かかりつけ医がいない場合にはご紹介することも可能ですので、是非、積極的に請求を検討いただきたいと思います。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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