徳島市在住の女性からのご相談
阿部 久美のブログ

投稿日
今日は徳島市在住の女性からご相談をいただきました。
この女性は現在52歳になられるのですが、生まれた時から右の耳の穴が骨でうずまっており、強い難聴があったそうです。小さい頃からそのことはわかっていたのですが、ご両親がその障害を認めることに抵抗があり、障害者手帳の申請などはしませんでした。
加齢に伴い、右の耳は全く聞こえなくなりました。左の耳も聴こえが悪くなったため、障害年金の申請を思い立ちご相談いただいたそうです。
聴力の障害は、片耳だけの場合、たとえ全く聞こえなくても一時金である障害手当金の対象となるだけで障害年金の等級は設定されていません。
この女性の場合、右耳の聴力障害は先天的なものですから請求は障害基礎年金になります。ですから片耳だけの障害では障害給付には結び付かないことになります。
最近は左の耳も聴こえが悪くなったということです。両耳の平均純音聴力レベル値が80デシベル以上で、かつ最良語音明瞭度が30%以下の場合には2級に該当します。
しかし請求のためには初診日の証明や左右の耳の障害の因果関係の存在証明など、かなり高いハードルを越えなければなりません。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時