徳島市在住、初診以来あまり通院しなかった男性の障害基礎年金2級が決定
阿部 久美のブログ

今日は、現在私がサポートしていいる男性から、障害基礎年金2級の年金証書が送られてきたとのご連絡をいただきました。
この男性は、6年前に幻覚、幻聴を発症しメンタルクリニックを受診し統合失調症との診断を受け、薬物療法を開始しました。しかし、初診以降、その病院を含めどこの病院にも行かずにいるうちに、最初のメンタルクリニックは廃業してしまいました。
それ以降は気分の不調や、時に幻聴、幻覚を感じながら自宅に引きこもりがちの生活を送られていたそうです。
約2年前、幻聴・幻覚が激しくなり、「近所にやくざの事務所があり、怖い人が出入りしている」と訴えるようになりましたが「妻や周りの人たちが真面目に聞いてくれない」ことに、一層の焦燥感を感じ精神科病院を受診しやはり統合失調症との診断を受け、薬剤を交付されました。しかしこの病院への受診も1回で止めてしまい、薬も継続して飲むことはありませんでした。
本年1月の段階で、連れ合いの方から私にご相談をいただきました。
障害年金を申請し認定されるにはきちっと治療に通い医師の指示に従っていることが前提であることをお話しした上で、私が存じ上げている、障害年金制度への理解の深い医師と相談の上、その医師を紹介することとし、初診時には私も同行しました。
何度か通院されたのちに、診断書の作成を依頼しました。連れ合いの方から、日常生活や社会生活上の制限を、「単身で生活していたらどうか」という前提のもとに詳しくお聞きし、配偶者様のお名前の書面にし、それと共に診断書の作成をお願いしました。
出来上がってきた診断書を拝見すると、精神の障害等級判定ガイドラインの目安の基準となる日常生活能力の判定平均と程度は3.14-4で2級そのものでした。
日常生活では多くの場面で配偶者の支援が必要であること、例え就労支援事業所のA型やB型であっても就労は困難である旨も記入されていました。
提出後3か月経過しても決定がなく、遅延のお知らせが届く等して、幾分、やきもきしましたが、無事2級の決定となり私もホッと致しました。
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