徳島市在住、メニエール氏病の方からのお問い合わせ。
阿部 久美のブログ

投稿日
今日は徳島市にお住まいの、メニエール氏病の方からお問い合わせを頂きました。
ご相談者様は2年ほど前から回転性のめまい症状に悩まされており、メニエール病と診断されているそうです。
現在、会社から傷病手当金を受給しておられますが、まもなく1年6か月になるため終了となるとのことです。ところが、症状に波があり、ひどい時は動けなくなるため、復帰の予定はないそうです。
「このような状態で障害年金をいただくことはできるでしょうか?」というお問い合わせです。
めまいの症状が強く平衡機能に障害があり、次の認定基準に該当する程度の場合は、障害年金が受給できる可能性が考えられます。
平衡機能の障害の認定基準
【2級】
四肢体幹に器質的異常がない場合に、
- 閉眼で起立・立位保持が不能
- 開眼で直線を歩行中に10メートル以内に転倒あるいは著しくよろめいて歩行を中断せざるを得ない程度のもの
【3級】
- 閉眼で起立・立位保持が不安定で、開眼で直線を10メートル歩いたとき、多少転倒しそうになったりするがどうにか歩き通す程度のもので、労働能力が明らかに半減しているもの
- めまいの自覚症状が強く、他覚所見として眼振その他平衡機能検査の結果に明らかな異常所見が認められ、かつ、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度であり、症状が固定していないもの
ご相談者様の場合、ひどい時は動けなくなるため仕事ができない程度であれば、3級に相当する可能性は考えられます。
上記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時