徳島市在住、パーキンソン病の女性に障害基礎年金2級の決定
阿部 久美のブログ

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今日は、私が請求をサポートさせていただいている女性から連絡をいただき、障害基礎年金2級の年金証書が送られてきたとのことでした。
請求提出から2か月足らずでの決定で、私もホッと致しました。
この女性は3年程前から姿勢や歩き方がおかしくなり、転倒し路面で額を打って受傷したことをきっかけに、総合病院を受診、パーキンソン病と診断されました。
パーキンソン病の認定基準とこの方の診断書裏面の動作の障害の程度は以下の通りでした。
【1級】
- 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの
- 四肢の機能に相当程度の障害を残すもの
【2級】
- 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの
- 四肢に機能障害を残すもの
【3級】
- 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの
※日常生活における動作と身体機能との関連は、厳密に区別することはできませんが、おおむね次の通りとされています。
【手指の機能】
- つまむ(新聞紙が引き抜けない程度)…左右とも「一人でできてもやや不自由」
- 握る(丸めた週刊誌が引き抜けない程度)…左右とも「できる」
- タオルを絞る(水を切れる程度)…「一人でできてもやや不自由」
- ひもを結ぶ…「一人でできてもやや不自由」
【上肢の機能】
- さじで食事をする…「できる」
- 顔を洗う(顔に手のひらをつける)…「できる」
- 用便の処置をする(ズボンの前のところに手をやる)…「できる」
- 用便の処置をする(尻のところに手をやる)…「できる」
- 上衣の着脱(かぶりシャツを着て脱ぐ)…「一人でできるが非常に不自由」
- 上衣の着脱(ワイシャツを着てボタンをとめる)…「一人でできるがやや不自由」
- ズボンの着脱…「一人でできるが非常に不自由」
- 靴下の着脱…「一人でできるが非常に不自由」
【下肢の機能】
- 片足で立つ…左右とも「一人でできるが非常に不自由」
- 歩く(屋内)…「一人で全くできない」
- 歩く(屋外)…「一人で全くできない」
- 立ち上がる…「支持があればできるがやや不自由」
- 階段を上る…「手すりがあればできるが非常に不自由」
- 階段を下りる…「手すりがあればできるが非常に不自由」
【平衡機能】
- 不安定であり転倒あるいは著しくよろめいて、歩行を中断せざるを得ない
- 歩行時の不安定さあり、立位も不安定
【補助用具使用状況】
- 歩行時には歩行車を使用
【日常生活活動能力及び労働能力】
- 立位は支えがないと困難なため家事は自力では困難であり、日常生活全般において、他人の介助が必要であり労働は不可能と見なす。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
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