徳島市在住、アスペルガーを心配される女性からのお問い合わせ
阿部 久美のブログ

今日は徳島県徳島市在住の女性からご相談をいただきました。
この女性は学校卒業後、ずっとご両親が営まれる農業のお手伝いをされています。
周りの方とのコミュニケーションが上手く取れないこと、農作業や日常生活の動作について手順や道具の置き場所についてのこだわりがとても強いことから、ご両親やお兄様はこの方がアスペルガー症候群ではないかと心配しておられます。
しかしご本人はご自分が病気であるとの意識はなく受診もされていません。
ご両親もだんだんとお年を召され「何時までも農業を続けていくことはできない」と心配されたこの女性がが、ご自身の障害年金受給の可能性について確認したいと思われお問い合わせをいただきました。
アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害(ASD)の一つで発達障害として障害年金の対象です。
障害年金の請求には医師による診断書が不可欠であることから、まずご本人に心療内科などの専門医を受診頂き診断を受けて頂くことが大前提になります。
検査の結果、発達障害との診断がされた場合、知的障害を伴うかどうかで障害年金の請求の仕方が変わってきます。
知的障害を伴わない場合には初めて受診した日が初診日となり保険料納付要件が問われます。
知的障害(3級相当以上)を伴っている場合には出生時に発病したものとされ、20歳前障害での障害基礎年金の請求となり所得制限がかかってきます。
いずれの場合も国民年金での請求になりますから2級以上に該当する必要があることをお話ししました。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
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