広汎性発達障害の男性の診査に同行

今日は、現在私が請求をサポートさせていただいている男性の方について、診査の同行に行ってきました。

この男性は広汎性発達障害をお持ちです。広汎性発達障害や知的障害をお持ちの方は、これまでの経歴の中で精神福祉手帳や、療育手帳の取得や更新の時には検査を受けているものの、それ以外の時には特段定期的な通院や治療を必要としないケースも多く、精神科のかかりつけ医をお持ちでないケースも多くあります。

この男性は手帳の申請もしていないため、検査結果もありませんでした。ところが障害年金の請求には、医師の手による精神の障害用診断書が必須です。
そのためにはどこかの病（医）院で診察を受けていただきその結果に基づいて診断作成を依頼することになります。

この男性には、まず臨床心理士の常駐する県の発達障害者総合支援センターで検査を受けていただきました。その結果が出た段階で、障害年金制度への理解の深い医師をお訪ねし、検査結果をお見せしながら診査をお願いし承諾をいただきました。
そして今日、診査の運びとなりました。

日常生活上の制限などについては、お母様から詳しくお話をお聞きし、それを書面にして事前にお届けしました。診査当日に私が行っても、特段何ができるわけでもないのですが、ご紹介した経緯もありご一緒させていただくことにしています。