双極性障害の女性の障害基礎年金請求を提出
阿部 久美のブログ

今日は朝一番で年金事務所に行き、私がサポートさせていただいている女性の障害基礎年金の請求を提出してきました。
この女性は2児の母で、専業主婦ですが、3年位前の夜遅くに、突如胸が苦しくて息ができない状態になり、近隣の夜間担当医を受診されました。翌日、再度内科の病院に行って、種々の検査を受けるも異状なく、心療内科受診を勧められました。
胸苦しさや動悸、不安感は消えないため、勧めに応じて心療内科を受診したところパニック障害との診断を受け、服薬を開始されました。
1年半位、その心療内科に通いましたが、気分の高揚と落ち込みが激しくなり、外出もできず家事も殆どを夫に頼らざるを得ない状況になったため、精神科の専門医を受診したところ双極性障害との診断が下り、通院と服薬を開始しました。
担当の医師とのコミュニケーションがもう一つうまくいかず、自分の状態や辛さが伝わっていないように思うとのことでしたので、私の存じ上げている精神科医をご紹介しました。
今までの経緯や現在の状態をつぶさに聞き取り、処方を行ってくれたため、この医師に障害年金の診断書をお願いし請求を行ってみることにされました。
出来上がってきた診断書を拝見すると日常生活能力の判定平均と程度は3.57-4で、精神の障害等級判定ガイドラインの目安に当てはめると1級〜2級に該当します。
現在に至る経緯や状況も詳しく書かれていました。
一つのポイントは就労です。冒頭に書きました通り、初診日には専業主婦だったのですが、この方には幼少時より両親との間に確執がありました。そしてその両親と三世代同居をされていました。そこで、お子さんがある程度手がかからなくなった今年4月より、障害者雇用制度を利用して近くの役場でパートを始めたのです。その状況についても、書類の廃棄や単純入力などの軽作業であり、周りとの交流は全くないこと、疲れたら休める体制がとられていることなどを細かくお話ししたのですが、その内容を診断書の就労欄に書いていただいていました。
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