2級から1級への額改定についてのご相談
阿部 久美のブログ

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今日は精神の疾患で現在2級の障害年金を受給しておられる男性のお姉さまから、1級への額改定請求についてご相談を頂きました。
この男性は20年ほど前から障害年金を受給されています。当初は統合失調症という診断でしたが5年くらい前からアスペルガー症候群に替わったそうです。そして等級も、それまでは1級だったものが、前回の更新で2級となり、異議申し立てをされましたが棄却されたそうです。
病名が変更になったことが関係しているのだろうかということも疑問に思っておられました。
前回更新時に提出された診断書の控えをお持ちでしたのでが拝見したところ、平成28年9月から運用されている精神障害認定ガイドラインに照らし合わせると1級又は2級に該当していました。更新時には、まだガイドラインはなかったわけですが、過去の判定履歴を集約して作られたのがガイドラインですから、2級に等級ダウンしたのもそれなりに根拠があったものと思われます。
今度の更新、あるいは額改定に対する認定は、明確にガイドラインに基づいて行われます。ガイドラインで1級に該当すれば、2級に認定するためには合理的な理由が必要となります。
今、現在も入院中で、日常生活状況は5年前より悪化しているとのことですので、現在の病状をしっかり反映した診断書を作成して頂くようお話ししました。
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