阿南市在住、正規雇用で勤務している男性の厚生年金障害給付3級が決定
阿部 久美のブログ
今日は、現在私が請求をサポートさせていただいている男性から、厚生年金障害給付3級の年金証書が届いたとのご連絡を受けました。
入社後1年程度経過した時期から不眠、倦怠感、意欲の喪失といった症状が出現し、精神科クリニックを受診ししたところうつ病との診断を受けました。
その後休職と復職、或いは配置転換を繰り返しながら、何とか勤めを続けてこられましたが、病状の改善ははかばかしくなく、将来への不安も段々と大きくなってきたため、障害年金の請求を決意されご相談いただきました。
幾つかの病院を転々とし、総合病院への入院なども経験されましたが、顕著な効果は表れませんでした。
勤め先は、本人の状況に配慮し、異動や職務内容の変更を繰り返し、過度な負担がかからぬよう配慮されていました。
直近にかかっていた精神科クリニックで障害年金請求の相談をしたところ「勤められているうちは請求しても無駄」という見解で、診断書作成に消極的だったので、私の存じ上げている障害年金制度に理解の深い医師に、私から今までの経緯を細かく説明した上で、医師の了解をいただき、私も診査に同行し診察を受けていただいた上で診断書の作成を依頼しました。
出来上がってきた診断書を拝見すると、精神障害等級判定ガイドラインの目安の基準となる日常生活能力の判定平均と程度は3.14−4でガイドラインの目安に照らし合わせると2級そのものでした。
最も懸念していた一般雇用で通常勤務中という点に関しては、現症時の就労状況欄に、医師が「社長と上司がこの病気に対し、理解してくれいる。対人関係のないデスクワークの担当に配属してくれており対人の苦労は少ない。調子が悪ければ休んだり早退しているが、その理解を上司がしてくれている」と記載していただいていました。
一般雇用で、休む日も多いとしても基本的に通常勤務ができており、300万程度の年収があるため、そのあたりをどう評価されるか懸念していましたが、3級の厚生年金障害給付が認定されホッとしました。
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