重症筋無力症と障害年金
阿部 久美のブログ

重症筋無力症という病気があります(Myasthenia Gravis)。英語の病名の頭文字をとってMGと呼ばれたり します。
筋肉に動きを指令する神経と筋肉そのものは直接つながっているのではなく、神経の先端から指令を帯びた 物質が、キャッチボールのように投げ出され、それを筋肉の側の受容器がキャッチャーのように受け取ることに よって筋肉を思い通りに動かしています。
ところがこの病気では自分自身で作り出す免疫がキャッチャーの役割をする受容器を壊してしまうため、指令 を帯びた物質を受取ることができず、本来ならば思い通りに動かせる筋肉を動かせなくなります。
厚生労働省により特定疾患に指定されている難病です。
実は私も平成11年からこの病気にかかっています。
最初は右の瞼が垂れ下がってくる症状から始まり、一時 はうどんや蕎麦などの麺類がすすれない、研修の講師をしている時に言葉が普通にしゃべれなくなる等の症状が ありました。
幸い私はその程度の症状で推移しましたが、重篤なケースでは自発呼吸ができなくなったり歩行が困難になるケースもあります。治療としてのステロイド大量投与による副作用に悩まされることもあります。
障害年金は病名によって支給されるかどうかが決まるものではありません。ですからMGが難病であるからと いってて必ずしも障害年金が支給されるものではありませんが、呼吸できない或いは自分で歩けないといった 状態になれば受給の可能性も大いにあると思います。
まだ私自身はMGでの障害年金請求をサポートさせて頂いた経験はありませんが、MG患者であり友の会の会員 でもある私が折角この仕事をしているわけですから、友の会の会合などにも出席して積極的に発言し、
お困りの方がおられれば障害年金請求をサポートさせて頂きたいと考えています。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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