若くして人工股股関節手術を受ける方が増えているそうです。
阿部 久美のブログ

今朝の新聞に、手術の技術と人工関節の素材の進歩を受けて、60歳未満で人工股関節の手術を受ける方が増加しているとの記事が載っていました。
人工股関節を最適な位置に入れるために赤外線カメラを使ったナビゲーションシステムを使って手術を行うそうです。
また人工股関節の素材として摩耗しにくいポリエチレン素材が使用されるようになった結果、現在では手術から20年経過後も90%が再手術不要でそのまま使い続けられるとのことです。
これらを受けて、2006年度以降に人工股関節置換の手術を受けた方の23%が50代、5.6%が40代の方だそうです。
障害年金認定基準では次のようになっています。
「一下肢の3大関節中1関節以上に人工骨頭又は人工関節をそう入置換したものや両下肢の3大関節中1関節以上にそれぞれ人工骨頭又は人工関節をそう入置換したものは3級と認定する」
つまり診断書上で人工関節置換が明らかになれば、日常生活動作や就労に制限がなくとも3級には認定されるということです。
身体障害者手帳の障害認定も平成26年3月以前は、人工股関節置換の場合一律4級とされていましたが平成26男4月以降は、置換後の障害の状態によって4級、5級、7級、非該当のいずれかに認定されるという取扱いに変わり、手帳の取得はかなり難しくなったようです。
今のところ障害年金の等級については目立った動きはないようですが、近いうちに見直しが行われると考えるべきでしょう。
既に人工股関節に置換されている方については早めの障害年金申請をお奨めします。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
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