聴力障害の男性からのご相談
阿部 久美のブログ

投稿日
今日は徳島県在住の聴力障害の男性からご相談を頂きました。
この男性は3年ほど前から、まず右の耳から耳だれがしきりに出るようになり、続いて右耳が聞こえにくくなったそうです。
耳鼻科に行って治療を受けると暫くは回復しましたが、その後に又聞こえにくくなるという状況を繰り返し、ついには左の耳も聞こえにくくなってきたところで総合病院を受診。感音性難聴で回復は望めないとの診断を受けたそうです。
障害者手帳を請求し6級の手帳を所持しておられます。
手帳請求時の診断書の控えをお持ちでしたので見せて頂きました。右耳の平均純音聴力レベル値が80デシベル、左が73.6デシベルとなっていました。
聴力障害の障害年金の認定基準の大きな柱は、上記の平均純音聴力レベルです。
両耳の平均純音聴力レベルが90デシベル以上の場合には2級に、70デシベル以上の場合には3級に認定されるとなっています。(このほかに最良語音明瞭度と平均純音聴力レベルとの組み合わせの基準もあり)
因みに90デシベルとは大声による独唱や騒音の大きな工場の中、70デシベルとは騒々しい事務所の中の状態だそうです。
この男性は初診の時お勤めでしたから厚生年金障害給付の請求になり、3級の認定の可能性が極めて高いことをお話ししました。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時