悪性神経膠腫(グリゴーマ)の男性に障害共済1級の決定
阿部 久美のブログ

脳腫瘍の一種である悪性神経膠腫での障害年金の請求をサポート中の男性について、先日、市町村職員共済組合事務局年金課から文書が届きました。
その文書には障害の程度は1級9号に決定したとの文言がありました。
ホッとはしましたが、これでは何時から支給が始まるのかも、年金額がいくらになるのかもわかりません。
事務局年金課に電話し「これではご本人に説明できないので金額などについて教えてほしい」と言うと数日後に「障害厚生年金等の概算額について」という文書が送られてきました。
厚生(共済)年金の初回支払いは5月を目指して準備を進めているが、国民年金(障害基礎年金)の支払いは日本年金機構が行うので、何時になるかは共済事務局ではわからず年金事務所に確認してほしいとのことでした。
平成27年10月に被用者年金は一元化したのですが、事務は従前どおり日本年金機構と共済本部で別々に行われています。わかりにくく、時間がかかるのが現状です。
今回の請求も提出したのは昨年9月、決定が半年後の3月、共済部分の支払いは5月15日が目標で、障害基礎年金はそれより後になり何時支給されるかはわからないという実態です。
請求を提出する時点で、ご本人の容体はかなり重篤でしたので「年金受給権を早期に確保したいので、その事情を勘案し審査、請求は急いでいただきたい」旨を代理人意見として添付ましたが、あまり意味はなかったようです。
審査途中の返戻でも「えっ、こんな内容をこんな言い方で!」と我が目を疑うようなこともありました。
詳しくは回を改めてお話ししたいと思います。
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