多発性硬化症 増える薬
阿部 久美のブログ

先日の新聞に「多発性硬化症 増える薬」という表題の記事が載っていました。
多発性硬化症は神経細胞の髄鞘(ずいしょう)と呼ばれる「さや」が壊れ、脳やせき髄などで炎症が起こり、めまいや腕や足のしびれ、感覚の麻痺、視力低下といった症状が起こる自己免疫疾患で、国内に約1万人の患者が確認されており、指定難病になっています。
再発を繰り返し、徐々に進行していく病気ですが、近年は再発を防ぐ薬が次々と開発認可されているそうです。
4種類の薬が承認されており、グラチラマー酢酸塩は自己注射、フィンゴリモドとフマル酸ジメチルは飲み薬、ナタリズマブは点滴で使用するそうです。これらの薬のおかげで再発、入院を繰り返す患者は減ったそうですが、副作用のリスクも完全には払しょくされておらず、定期的な検査を伴う慎重な使用が肝要とのことです。
この病気も、勿論、障害年金の認定対象です。肢体の機能や視力の障害についての認定基準に基づいての認定されますが、症状が複雑多岐にわたる場合が多いため、「その他の疾患による障害」での認定も考えられます。
障害認定基準 第18節 その他の疾患による障害 2認定要領 (5)いわゆる難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、発病は緩徐であり、殆どの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、その認定に当たっては、客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を充分考慮して総合的に認定するものとする。
とされています。
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