国家公務員共済組合連合会からの詫び状
阿部 久美のブログ

先日(23日)のブログで、市町村職員共済組合連合会の仕事の遅さについてお話ししたばかりですが、今度は国家公務員共済組合連合会でも呆れるような事態が発生し、担当課長名の詫び状が送られてきました。
(事実関係)
請求人は徳島市在住の女性。
初診日は共済加入中であり本年2月上旬に共済組合連合会に裁定請求を行う。
6月17日共済から2級決定通知、6月25日障害共済年金支払い。2級であるため併せて障害基礎年金も支払われるため、連合会に対し年金機構への進達時期を確認したところ6月中旬とのことであった。ところが現在に至るも日本年金機構からは国民年金証書も届かず、年金事務所で確認するも支払準備も開始されていない。さらに笑止なことに国民年金保険料法定免除の申請書のみが先に送られ、受け取った本人は当惑甚だし。
(問題点)
請求人の立場に全く立っていない実務でありこれで被用者年金一本化という神経が信じられない。請求人からするとどんな年金が何時から支払われるかといった全体像が全く把握できないうちに共済年金の支払いが開始され、その後、障害基礎年金がどうなるのか何もわからないうちに、法定免除の申請書が来る。障害基礎年金は何時から支払われるかを年金機構に聞いても一切わからないという。だれも責任を負わない体制と言わざるを得ない。
(詫び状:抜粋)
「○○様の障害厚生年金の決定後、障害基礎年金請求書を日本年金機構あて進達すべきであったにもかかわらず、同請求書の進達を行っていなかったことが判明しました。このような遺漏が生じ、年金を生活の糧とされている○○様には、大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心より深くお詫び申し上げます。中略 この度の事象を重く受け止め、今後、このようなことのないよう、チェック体制を強化してまいる所存でございますので、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。中略 上野様の給付決議書(請求書類)が事務所から離れた場所に保管されていたため、回答までに時間がかかりましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。」
「進達すべき請求書の進達を行わず事務所から離れた場所に保管していた」!?若し督促や確認を入れなかったらどうなっていたのでしょうか?
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