厚生年金障害給付3級が決定
阿部 久美のブログ

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今日は朝一番に年金事務所に行き、私がサポートさせていただき4月7日に請求を提出した案件の審査進捗状況を確認したところ、厚生年金障害給付3級に認定されていました。
この女性は徳島県にお住まいで10年ほど前に統合失調症を発症されましたが、今も高齢者介護施設で働きながら闘病されています。
かかりつけ医に作成頂いた診断書は十分に2級に該当する内容でしたが、上述の通り就労しておられ社会保険にも加入しておられます。この点を詳しくお聞きすると、お勤め先の高齢者介護施設はお父様が経営しておられるとのことでした。勤務の内容も、発病前は入居者の方の介護を担当されていましたが、発病後は対人対応力が必要な業務ではなく、送迎車の運転や雑務的なことを担当されているということでした。
代理人意見として、厚生年金加入ではあるがそれは実父の経営する事業所での勤務であり、周囲もご本人の病気のことを知っており、様々な配慮を受けながら負担の軽い業務を担当している旨を記述し請求一件書類に添付しました。
取り敢えずは3級に認定されましたが等級認定ガイドラインでは「就労系障害福祉サービスや障害者雇用制度における支援と同程度の援助を受けて就労している場合は、2級の可能性を検討する。」とされています。
厚生労働省に保有個人情報開示請求を行い、決定の根拠となった障害状態認定表を取り寄せ、その内容を確認した上で異議申し立てを行いたいと考えています。
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