うつ病の男性の厚生年金障害給付、障害基礎年金2級が決定
阿部 久美のブログ

今日は朝一番に年金事務所に行き、私がサポートさせていただき12月中旬に厚生年金障害給付の請求を提出した男性の審査進捗状況を確認してきました。
2月28日付で2級の障害年金が決定していました。初回の年金支払いは4月15日の予定です。
この男性は今から2年半前、お勤めをしていた時に厳しい目標管理や、上司、同僚との軋轢もあり激しい気分の落ち込みや疲れやすさ、不眠、倦怠感といった症状が出現し、心療内科を受診。うつ病と診断されました。
その後しばらくは通院しながら仕事を続けていましたが、やがて出社できなくなり退職。収入が無くなった時点でご相談いただきました。
障害認定日は到来していましたので、直ぐに診断書の作成をお願いし、本来請求(障害認定日より1年以内の請求)で提出しました。
診断書の日常生活能力の判定平均は3、程度は3で精神の障害に係る等級認定ガイドラインに照らすと2級に該当しました。請求の時点では一人暮らし(現在は実家の近隣に転居)でしたが、月に数回、実父が彼の住居を訪れ、片付けと掃除をし食料を買い込んで備蓄し洗濯ものを持ち帰り洗って送るという支援を行っており、これによって何とか生活が成り立っていました。
その事情を実父名で書面にし、補足資料として提出しました。3級は間違いないとして、果たして裁定請求で2級が認められるかどうか注目していましたが、2か月余りで2級の決定を見ました。
本来請求ですから障害認定日に権利発生し翌月分から年金が支給されます。ご本人はもとより、懸命に支援してこられたお父様に朗報をお伝えすることができました。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
090-5146-8064
平日9時~18時